用語集－DVDプレスの日本ビデオサービス・ディスクズ

ディスクに一回だけ書き込みをする方法。ディスクがクローズになります。ライティングソフトの環境設定や、オプションで設定できます。マスタが追記可能な状態では、コピーやプレスのマスターとして不可。データCDやデータDVDの場合必須。

Panasonic DVDレコーダー、DMR-EH73Vの、取扱説明書（p.22）に次のような記載があります。記録面について簡略に要領よくまとめてあるので引用します。発売日（2005年10月15日）の時点では、まだダビング10が考慮されていないので、コピーワンスの表現になっています。



再生については、
DVD-video（DVDビデオ）：再生がメイン。すべてのDVD録画機・再生機で再生できる。
DVD-VR：録画・編集がメイン。再生専用機では対応していない場合が多く、録画機でも対応していない機種がある。
DVD（AVCREC方式）：これは、ハイビジョン映像を、DVDに記録する方式で、再生専用機ではほとんど再生できない。→BD関連の用語も参照

DVDの片面に、記録層を2層にわたって設けた規格。1層の約2倍の記録容量がある。
8.5Gb。2層の切り替え時には、映像音声の連続性は保証されません。
市販映画タイトルでは、2層目に、特典映像などを記録してあることが多い。
2時間以上の映像で、画質を重視したいときなどに、用いられる。
廉価なオーサリングソフトでは作成できない。
1層ごとに、マスタ（PlantDiret）が必要。→片面1層（DVD5）

2023/3/9修正

DVDビデオのすべての規格を記録できる、特殊なテープ。
デジタルコピーガードや、片面2層など、DVDビデオ特有の機能は、DLTで記録できる。
当初は、プレス工場は、DLTテープでのみマスタを受け付ける。
ただし、現在は、DLTテープと同等の記録ができる、プラントダイレクト、またはDDPというDVD-Rが存在している。
また、特別な機能が必要でない場合は、一般のDVD-Rでも、マスタとすることは可能である。

2023/3/8修正

映像・音声の切れ目。DVD-VIDEOでは規格上1タイトルにつき99個までという制限があります。

DVD－VIDEO形式の出始めは、オーサリング完了後、次の工程（コピー・プレスなど）によって、通常、DVD-R、DLTテープ、いずれかに書き出ししました。
いずれの場合も、そのメディアを、プレス用のマスタとして使用できますが、DVD-Rの場合は、リージョンコードや、コピープロテクトの信号を書き込むことができないので、こうした用途が必要な場合は、DLTテープを使用する必要がありました。
しかし、これに対して、プラントダイレクト（Plant Direct）は、DLTテープと同様に、DVD-Rに、リージョンコードや、コピープロテクトの情報を書き出すことができます。
DLTテープと同等のデータが収納されます。
2010年頃、DLTテープが市場から姿を消してから、現在は、CSSコピーガードあり、リージョンコード指定が必要な場合は、プラントダイレクト（Plant Direct）で、プレス工場に入稿します

2023/3/9修正

スタンパー（金型）を作成してディスクを形成する作成方法です。いわゆる一般的に販売されている映画などはすべてDVDプレスをされています。ドライブでの読込の互換性がDVD-Rより高く、印刷もオフセット、シルク印刷が選べます。300枚以上の場合はDVDプレスを選んだほうがコスト的に安くなります。納期は当社の場合バルク（仕上げなし）で通常12営業日、最短特急納期で4営業日となります。詳しくはお問い合わせください。

2層DVDの層（レイヤー）が切り替わる地点。コピー・プレスのマスタ作成時にはDVDオーサリングソフトで指定する必要があります。層が切り替わる際、一瞬映像・音声が止まりますが、黒味で無音の部分や、タイトルの変わり目に指定すると違和感がありません。

DVDメニュー画面のボタンの数は規格上制限があります。16：9なら1枚のメニューにつき、ボタン18個まで、4：3なら1枚のメニューにつき36個までです。

AVCREC方式とは、AVCHD（ハイビジョン映像）を、DVDに記録する方式で、録画機では、対応しているデッキがあるが、再生専用機ではほとんど再生できない。

※テープのHDVで録画したハイビジョン映像を、録画機の機種によっては、AVCRECできる場合があります。

ブルーレイディスク（BD）の表面のカバー層（記録層の真上の層）は、DVDが約0.6㎜に対して、BDは約0.1㎜と大変薄い。 圧力がかかるとその傾向が高まるため、CDやDVD用の不織布ケースは不織布の凸凹が転写され長期保存に向かない。 BDをケースにセットする場合は、トールケースやスリムケース、メールケースなど、記録面が直接触れないタイプか、BD専用の不織布ケース（繊維が柔らかく凸凹が少ない）のご使用がお奨め

BDメニューのボタン数は制限がないと考えてもらってもかまいません。ただ、1つのブルーレイメニューの中であまりに文字を小さくしてしまうと読みづらくなりますので、そのあたりはご注意ください。

ＣＤのプラスティックケースよりも背が高いので、呼ばれるようです。ＤＶＤを収納することが多いようです。

ジュエルケースや、スリムケースなど、透明プラスチックのケースを言います。ＣＤを収納することが多いようです。

レーザーディスク（LD）は、再生ヘッドや針に直接触れるため劣化のリスクのあるテープメディアやレコードと違い、再生時に記録面に直接接触しない、世界ではじめての普及型光ディスクということで、「半永久的に劣化しない」と謳われたこともあったそうです（1978年には製品化がなされたLDは、1982年に生産が開始されたCDよりも先に商品化されました）。

お客様が著作権をお持ちであれば、弊社でのダビングも可能です

図書館関係の方はご相談ください

デジトレイ、トールケース、ジュエルケース、デジパックなどを、さらにDVDボックス（貼り箱）に入れて、豪華に見せるもの。箱のほかにスリーブ（筒状）もあります。完全受注生産物で、複数枚を一つの箱に入れたり、スリーブに入れたりできます。紙の種類、厚さ、サイズ、セット、加工（印刷した紙を箱に貼り付け、さらにプレスコートします、マットや艶ありなど）のご指定によって、さまざまな仕様がございます。販売品で、初回限定盤など、特別な一品に。ブルーレイ（BD）やCDにもお薦めです。

オンデマンド印刷とも言います。
コンビニのカラーコピーと同じ原理のプリンターを使用します。
コピー機(PPC複写機（Plain Paper Copier、普通紙複写機）)と同様の方法によって、レーザーを用いて、高速、高品質なコピー・プリントができます。データ(パソコン上の画像データ)や、複写する現物があればその場で同じものが印刷できるので、品物が速くできます。その反面、大量の枚数を印刷する場合は、業務用の専門の印刷機(オフセット印刷機)を用いるより、単価が高くなります。

雑誌や、チラシなどのカラー印刷と同じ、印刷工場で印刷します。
平版(へいはん)印刷ともいい、日常目にする印刷物、特にフルカラーのほとんどが、この方法で印刷されています。
最近の新聞も、以前の活版(凸版)からほとんどが、オフセット印刷に切り替わっています。
当社では、＜格安オフセット印刷＞と、＜標準オフセット印刷＞の、2種類をご用意させてもらっています。＜格安＞は、文字通り、安価にできるところが「売り」ですが、他の印刷物と同時に付けあわせで印刷するために、微妙な色具合などが、調整できないところが難点といえます。これに比べて、＜標準＞は、むかしからの方法で、その印刷物のためだけに、製版や、印刷を行うため、製作者の思ったような製品を制作することができます。しかし、その分、金額が高くなります。用途によって、使い分けてください。