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「巻き戻し」?それとも「早戻し」?
2014年05月28日
ネットのコラムに、こんな記事がありました。
「巻き戻し」が絶滅状態?と話題に - コラム - ビジネスEX
映像でも音楽でも、家庭用のAV機器でテープを使うものがすっかりなくなってしまった現在、「巻き戻し」という言葉が消えていくのは時代の流れなのかもしれませんが、DVDや動画ファイルの場合でも感覚的に「早戻し」より「巻き戻し」のほうがしっくりくるのは、DVD登場以前のVHSが映像メディアの主流だった頃を知っている世代だからでしょうか?
2008年に「僕らのミライへ逆回転」というアメリカ映画(強力な磁気でレンタルビデオ店の商品の映像が消えてしまい、困った店員たちが自力で撮影してリメイクする・・・といった内容です。)がありましたが、原題は「Be Kind Rewind」。レンタルビデオに貼ってある「巻き戻してご返却ください」という意味の注意書きラベルから来ているそうです。
当社にあるDVCAMやVHSなどテープメディアのデッキの巻き戻しボタンは英語表記で「REW(Rewind)」と書いてあるものが多いのですが、PALのDVDレコーダー(海外向け仕様)での「早戻し」ボタンの表示は「REV(Reverse)」。日本だけでなく英語圏でも、似たような言葉の変遷があるのかもしれませんね。
Y.R
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