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ノーベル物理学賞。青色LEDを発明。
2014年10月10日
青色発光ダイオード(LED)・・・電気を通すと光を放つ、半導体の構造を利用した青色の発光体。LEDは、「light emitting diode」の略称。赤、緑に比べて青は明るい色を出すのが難しく、長年実用化は困難とされていました。
スウェーデン王立科学アカデミーは10月7日、赤崎氏、天野氏、中村氏に、この青色LEDを発明したとして、ノーベル賞を授与すると発表しました。授賞式は、12月10日にストックホルムで開かれます。
赤崎氏、天野氏が「窒化ガリウム」という材料を使い、明るい青色を放つことに成功し、中村氏が、これらの成果を発展させました。
実用化されてから、21年を経ての受賞です。中村氏は、「長かった」と答えたそうです。
このLEDの技術が、照明などに使われているのは、皆様ご存知かと思いますが、この技術を使って、青色レーザーを作ることもでき、記憶容量の多いブルーレイ・ディスク(BD)の実現にも結びつきました。
U.T
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