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ら抜き言葉
2025年01月29日
何か1つのことが気になり出すとしばらく引き摺ってしまう性格でして、ここ最近は"ら抜き言葉"が気になります。
そんな"ら抜き言葉"、ここ10年程で急増したのかななんて思ってましたが、その歴史は殊の外古く、昭和初期から徐々に増えていたそうです。そして平成時代に突入するに伴い"ら抜き言葉"は急激に猛威を振るい始め、1995年には「改まった場では使用をしないように」と国語審議会が正式に"ら抜き言葉"への声明を出し、問題視したそう。しかしそんな声明も虚しく、現代に至っては最早"ら抜き言葉"を正しい日本語にしようではないかという界隈もあるようです。
仮に"ら抜き言葉"が正しい日本語と認定されても、それに対して私が旗を掲げる気は全くありませんし、そもそも斯く偉そうにつらつらと書いている私は平成初期生まれ、所謂"ら抜き言葉直撃世代"だと自負しているので恐らく自然と"ら抜き言葉"を使っている場面もそれなりにあるのだろうとは思います。実際に日々意識してみると意外と使っている。が、何となく、なるべく使わないように意識しております。謎のこだわりです。
このような謎のこだわりが増えていって、行く行くは面倒臭い老人になっていくのだろうかと自身の行く末を憂慮する度に、歳下の若者達にはこれでもかというほど、甘々に接するよう心がけています。
T.K
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