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先日ボーッとYouTubeを徘徊していると、突然猛烈に格好良い音とフレーズのギターの映像が始まりました。Stone the Crowsという70年代初頭に活動していたバンドの生演奏映像(多分テレビ出演かなにか)でした。

バンド名自体は以前から知っており、音源も聴いたことがあったのですが、そこまで興味を湧くことも無く。しかし、こちらの生演奏映像を観てから完全に虜になってしまい、ネットで色々調べてみました。

私が観た映像でイカしたギターを弾いていた青年はStone the Crowsのオリジナルメンバーではないらしく、ジミー・マカロックという名前で、当時はまだ20歳過ぎのよう。端正な顔立ちながらもブルージーで渋いギターを弾くそのギャップがまた堪りません。
Stone the Crowsが解散した後はなんとWings(ポール・マッカートニーがThe Beatles解散後に結成したバンドです)でもギターを弾いていたそう。

今までWingsに興味を持ったことがなかったのですが、この発見で興味を持たざるを得なくなり、ジミー・マカロックが参加しているWingsのアルバムとライブ版を聴いてみましたが、これがまた格好良かったです。彼がボーカルを取っている"Medicine Jar"(クスリ瓶)という曲が最高です。

しかしWings脱退後数年で夭逝してしまいます。
ちなみに死因について様々な情報があり、ヘロインの過剰摂取という噂も。
彼がWingsでボーカルを取っていた"Medicine Jar"で「クスリ瓶に手を突っ込んでばかりじゃ何にも解決しないよ～」と歌っていた姿が何ともいじらしく見えてしまいます。

T.K