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保育参観
2024年05月16日
先日、午前休みを頂き、長女の保育参観に行ってきました。
年少組や年中組は親子参加型の工作の時間だったのですが、長女がいる年長組は園児が工作をしている様子を教室の後ろからただひたすら見守る、謂わば授業参観的な形式で、工作も絵画も非常に苦手な私にとっては甚だ好都合なものでした。
6月に制定されている"時の記念日"(何日だか忘れましたが)にちなんで、画用紙で時計を作るという内容でした。
背筋をピンと伸ばして先生の話を聞き、名前を呼ばれたらきちんと返事をしている様子やハサミや糊を難なく使っている長女の様子は自宅に居る時の長女とはまるで別人で、非常に成長を感じました。
思えば、コロナ禍の間引き出勤の時は園の送迎を頻繁にしていたので園での娘の様子は見慣れたものでしたが、コロナ禍が明け、通常出勤に戻ってからは送迎をするタイミングがめっきり減り、久しぶりに幼稚園での様子を見ることができました。
娘が周りのお友達と雑談している様子を見て、年少組の頃幼稚園に行きたくないと駄々をこねて登園に手こずり大遅刻した事を思い出し、なんだかしみじみとした参観でした。
その日の夜、仕事から帰宅して玄関を開けると長女が家の中から走ってきて「はい、これ」と2つの紙をくれました。1つは私の似顔絵、もう1つは「きょうわきてくれてありがとねだいすき」と書いてある手紙でした。この年になるとあまり自分の存在意義を肯定できるような出来事も少なくなり「こんな親で子供達は幸せなのだろうか」なんて思う日もたまにありますが、「こんな親でも良いのかもな」と少しだけ思えました。
T.K
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