■■■■ ビデオテープをディスクにダビングする時の日付について ■■■■
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● アナログ記録のテープは再生時に設定が出来ません。
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VHS・VHS-C・Hi8・ベータのテープは日付のデータを持っていませんので表示/非表示を再生時に設定が出来ません。
スチールカメラで例えると、フィルムに記録する時、日付を入れる場合には撮影時に日付を入れるように設定して日付を入れます。撮影したフィルムには日付が入っています。当然フィルム上から消すことは出来ません。ビデオのアナログテープも同じで日付を埋め込んで撮影された場合は消すことが出来ません。
一方デジカメなどで撮影する場合は画像データとは別にメタデータに日付や場所や撮影時のカメラの設定などのデーターを持っています。
ビデオも同じで、miniDVやdigi8などデジタルで記録する方式のテープには日付データも持っていますので再生時に表示した状態でダビングすれば、撮影時の日付が画面に残せます。
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● テープに残された日付データには間違いもある
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テープに残された日付データは必ずしも正しいとは限りません。カメラを購入して初期設定として正しい日時を設定できていればいいのですが、そうなっていない場合もあります。購入時のままで設定されていないと工場出荷の状態での日時になっていて見るからに季節感が合わない日付になっていたり、海外に行かれた時などは現地時間に設定をやり直さないと時差で日時が違ってしまいます。
同じテープを別のカメラで使った場合なども日時が違ったりします。
アナログテープからデジタルテープにダビングされた場合などは、ダビングされた日時になりますので撮影時の日時にはなりません。
内蔵電池切れが原因か日付データを持っていないテープもあります。その場合は「--.--.-- --:--:--」のように表示されたりします。
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● お客様より日付についてご要望がある場合は日付表示いたします。
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複数の再生機で再生しますので日付の表示位置や表示形式などが異なったり、日付データが正しいかどうか、当社では判断つかない場合もありますので、お客様からのご要望がない場合は非表示でダビングいたします。
ご要望のある場合は日付表示しますが、撮影時の日付と合わない事もあることをご理解いただくようお願いいたします。
S.Y
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