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「きみはペット」
2022年07月8日
「きみはペット」2000年に連載されていた漫画原作から、
2003年にTBS系列で、TVドラマ化されたものをブルーレイで見ました。
ちなみに、2003年当時は、DVD化され、10年後の2013年にブルーレイ化されました。
主演は、小雪さんと松本潤さん。さすが、嵐の経済効果は半端ありません。
漫画はもちろん面白いのですが、映像化するには、
漫画では描かれていない部分を膨らませなければなりません。
脚本は、大森美香さん。『青天を衝け』の脚本も手掛けた方です。
原作から、横に膨らませまくっています。
縦の物語は、高学歴、高収入、高身長の女性と、高学歴、高収入、高身長の男性と、
自由に生きるダンサーの青年と三角関係の恋ですが、
横の話は、女性に求められる、男性に求められる、型による息苦しさです。
当時は、パワハラ、セクハラということばもまだなく、
女性、男性の役割が強制されていたということが強調されています。
さらに、見せ場は、松本潤さんのダンスシーン。
クラッシックバレエ、コンテンポラリーと、ここでしか見れない、美しいダンスに魅了されます。
あとは、ロケも多いので、お話に広がりがあります。
ロケが多いということは、お金がかかっている、ということです。
ちなみに、FODでも、2016年にドラマ化されていますが、
残念ながら、見せ場が少ないことと、ロケもこじんまりしており、
2003年版には劣ります。
U.T
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