オフィシャルブログ
跪き、道の声を聞け
2022年04月13日
小説「跪き、道の声を聞け」(ヒキタクニオ)を読みました。
とある組織の会長が突然拉致される場面から物語は始まります。
この事件を受け、組織の若頭である君島は裏社会専門の探偵・時園に調査依頼をします。
だが数日後、事務所に会長のものと見られる小指が届きます。果たしてそれは会長自らの意思のものか、それとも他組織の企みによるものか。若頭の君島と探偵の時園を始めとする様々な人物を交えたハードボイルド長編推理小説です。
普段私は小説を読みますが、明治~大正~昭和の小説が多く、現代の推理小説(しかも裏社会系)を読んだのは初めてです。
かなりのページ数があり、最後まで読めるかなと不安だったのですがそんな心配は全くの不要でした。物語を読み進める度に次の展開がとても気になり、最初から最後まで間を空けることなく読み終えてしまいました。
非常に面白かったです。
ヒキタクニオ氏の他の作品も読んでみました。
「凶気の桜」「原宿団地物語」「バブル・バブル・バブル」「触法少女」です。
どれも非常に面白かったです。
他の作品も読んでみようと思います。
T.K
« 久しぶりに | 記事一覧 | オーケストラクラブ定期演奏会撮影 » |