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指差喚呼
2020年11月11日
ヒューマンエラーを防ぐための一つの方法に「指差喚呼」といわれるチェック方法があります。
やり方は
1.対象を唱えながら対象物を見る
2.対象物にしっかりと指を指す
3.腕を耳まで振り上げる
4.大きな声で「〇〇〇〇ヨシ!」 と唱えて対象物を確認しながら指差す
よく駅員さんや運転手さんがされているのを見かけます。
人間の心の働きのうち,不注意,錯覚,省略行為・近道反応によるミスを防ぐことに効果があるようです。
1994年、財団法人(現、公益財団法人)鉄道総合技術研究所により、効果実験が 行われました。
同実験によれば、操作ボタンの押し間違いの発生率は
「指差しと呼称を、共に行わなかった」場合・・・2.38%
「呼称のみ行った」場合・・・1.0%
「指差しだけ行った」場合・・・0.75%
「指差しと呼称を「共に行った」場合・・・0.38%
指差しと呼称を「共に行った」場合の押し間違いの発生率は、「共に行わなかっ た」場合の発生率に比べ、約6分の1という結果でした。
ヒューマンエラーを無くすことが仕事の効率を上げることになります。
S.Y
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