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W-VHS
2020年08月12日
W-VHSは、1993年にビクターから発表された、民生用アナログビデオの規格です。将来のハイビジョン放送の普及を想定しており、HD記録が可能です。ただ、ハイビジョン対応機器が当時はまだ高額だったため民生用というよりも、放送・制作プロダクション・または医療関係者など、業務用途で使われることのほうが多かったようです。
またアナログハイビジョン規格のため、有効水平走査線数が1032本で、現在一般的なデジタルハイビジョンと異なります(デジタルハイビジョン放送は1080本)。
カセットの形状はVHSと同サイズですが切込みが異なるため、通常のVHSのデッキには入りません。テープは塗布型のメタルテープで高画質化が図られています。
当社ではDVDへのダビング、またはハイビジョン画質を生かしてBDへのダビング、MOVやAVI、MP4へのファイル変換も可能です。お気軽にご相談ください。
Y・R
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