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ディスクの技術に秘められた意外な可能性
2020年07月30日
今年の梅雨は水害が全国で相次ぎました。私の住んでいるところは桂川と天神川に挟まれた地域なので、大雨が降ると水位が上がっていないか気になります。
先日FNN LIVE NEWS αで、太陽誘電が開発した超小型の水位計が取り上げられていました。本体から電波を水面に当て、跳ね返ってきた時間で水位を測るそうですが、波立った水面に電波が当たると乱反射してノイズが発生し、正確な測定を阻害するとのこと。
その問題を、CD-Rの技術を応用してノイズの影響を最小限にすることで解決。
ドライブのピックアップから照射されるレーザーがCD-Rの記録面に当たるときにも同様の乱反射が発生します。低エラー最高水準のディスクを開発・生産してきた誘電の技術が生かされ、今回の小型化の実現を可能にしたそうです。
Y・R
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