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レーザーディスク(著作権をお持ちの方・図書館様、ダビングご相談ください)
2020年07月15日
発売当初は絵の出るレコードというキャッチコピーで発売されたレーザーディスク(LD)。
LDが市場へ投入された当初は「半永久的に劣化しない」といわれていましたが、1980年代中頃からこの表現は中止されています。
LDも劣化します。
LDの記録面はアクリル樹脂にアルミ蒸着を施していて、アクリルは吸湿しやすいため反りが生じて張り合わせが剥がれたり、アルミのサビつきが生じることがあります。それらは見た目でわかりますが、中には見ても劣化の判断がつかないものもあり、実際に視聴してみるまでノイズの有無が分からない場合もあります。
お早めのバックアップ(デジタル化)をおすすめします。
当社では著作権をお持ちの方に限り、DVDへのダビングを行っています。
博物館などで視聴覚アトラクションとして利用されていたLDのダビングを、自治体様や関連企業様よりご依頼いただいた実績があります。
通常著作権をお持ちでない購入品のダビングは著作権法に抵触しますが、図書館の視聴覚資料として保管されておられるLDのデジタル化のお手伝いすることは法的に問題ない場合がありますので、お気軽にご相談ください。
Y・R
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