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スーパー16mmサイズ
2020年04月24日
VHSからのDVDダビング作業中、ホームビデオ以外にテレビの時代劇(北大路欣也さん主演の「子連れ狼」)が入っていたのでなんとはなしに見ていたら、冒頭「この番組はスーパー16mmサイズでお送りしています」とのテロップ。アナログ放送時代のものなのでアスペクト比は4:3なのですが、上下に黒が入った横長の映像サイズです。
調べてみると、スーパー16mmフィルムは通常の16mmフィルム(基本4:3)の音声部分を映像用に拡張して使用しているため横長で、アスペクト比1.66:1でほぼヨーロッパビスタサイズ。16:9のワイドサイズにも近いのでハイビジョンとの親和性も高いようです。
撮影機器のデジタル化の著しい映画業界でもまだまだ現役のようで、比較的安価で、フィルムの質感が35mmよりも強く出るのが好まれているとのことです。
Y・R
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