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路上
2019年09月30日
先月誕生日を迎え、とうとう20代最後の年になってしまいました。
年を重ねる事に対してそこまでは焦っていなかったのですが、いざ20代最後の年になると「20代のうちにこれをやっておきたい!」ということが続々と現れ、気持ちの良い焦りを日々感じています。
「20代の内にやっておきたいこと・本部門」の中の1つ「ジャック・ケルアックの"路上"を読み直したい」。現在、こちらを遂行中です。
「路上」はアメリカの作家・ジャック・ケルアックの代表作(たぶん)です。簡単に説明すると1940年代くらいのアメリカが舞台で、主人公がアメリカ大陸中をヒッチハイクしたりして自由に放浪する話です。当時のヒッピー達や現代でもバンドマン等に猛烈な影響を与え続けている作品です。
18だか19の頃に一度読みましたが特に何も影響を受けることなく、内容はほとんど忘れてました。笑
ヒッチハイクしたり、酒やタバコを盗んだり、野宿したりと主人公や登場人物が破茶滅茶な生活を送っている描写が引っ切り無しに出てくるので、全く平凡な人生を送っている自分自身にとってはすごく刺激的です。なんだか10代の頃に読んだ時よりも今読んだ方が内容が頭に入ってくる気がします。自由への憧れでしょうか。笑
クライマックスも忘れてしまったので、読み終えるのが楽しみです。
サリンジャーの"ライ麦畑でつかまえて"は高校生の頃に読み、感動したのを覚えております。「路上」を読み終えたら次はこちらを読み直そうと思います。大人になった今読んでみたらどんな気分になるかこちらも楽しみです。
T.K
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