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見慣れないメモリーカード
2019年09月19日
MinidvからDVDへダビングのご依頼で届いたテープケースの中に、見慣れない形状のメモリーが。見た目免許証くらいかそれよりも薄く、金属端子が大きく外部に露出しています。
調べてみると、SmartMediaという、東芝が開発したメモリーカードだそうです(写真のものは富士フィルム製)。1990年代の終わりから2002年前後まで対応のデジカメやワープロなどが製造販売されていたようで、それ以降はエレクトーンやシンセサイザーのメモリーなど特殊な用途以外ではあまり使われていません。
たまたま当社のPCにxD-PictureCard(SmartMedia使用の製品を製造していた富士フィルム・オリンパスが開発した後継規格のメモリーカード)と兼用のスロットがあったため差し込んでみたところ、認識しました。15年以上前の子どもさんの小さい頃の写真やごく短い動画などが入っていたので、電話にて内容をお伝えしてご相談した上でCD-Rにデータを焼いて納品することになりました。
現行では、対応するカードリーダーが見当たらず、当時の機材が残っていないと中身を見ることが難しいと思われます。お困りの方は一度ご相談ください。
Y・R
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