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つくしこいしの歌
2019年03月18日
先日ブログに書いた室生犀星の小説「あにいもうと」。
僕が読んだ文庫本は短編集になっており、「あにいもうと」の他にもいくつかの作品が載っていました。
その中の「つくしこいしの歌」という作品が印象深いです。
物語の最初から最後まで女性から男性に宛てた手紙文のみで構成されている猛烈にロマンチックで思わずムズムズしちゃうような作品なのですが、1つ気になったのが題名の「つくしこいし」って一体なんだろうということ。
調べてみると「ツクツクボウシ」の別名みたいです。たしかに「つくしこいし」と「ツクツクボウシ」って響きが似ています。
その他にも「ツクシ恋し」とか色んな意味が題名に含まれているんだろうなあ、とか一人で妄想したりしています。
ツクシといえばもうすぐ春ですね。
最近我が家でベランダ園芸を始めました。マリーゴールドのツボミが開いてきて嬉しい限りです。
富士山もテッペン付近の雪が少し溶けだしてきているのが自宅のベランダから観察できます。
春ですねえ。
T.K
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