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「VIDEO_TS」「BDMV」フォルダからディスク書き込み時のご注意点
2019年02月12日
コピーやプレスのマスタ制作において、ソフトやドライブの相性などの原因で編集ソフトから直接DVDに焼けず、いったんVIDEO_TSフォルダを作ってからライティングソフトで焼いてマスタを作られるという方がたまにおられます。もしかするとブルーレイの場合も同様の事情で、BDMV・CERTIFICATEフォルダを作ってから焼いておられる方もいらっしゃるかもしれません。
その場合、簡易なライティングソフトでデータを書き込む要領で書き込みされると、DVDもしくはブルーレイの規格と合わず、互換性のないディスクが出来上がってしまう恐れがあります。作られたPCでご覧になって問題なし、と思っても、プレイヤーなどでは読み込めないかもしれません。
DVD-VIDEOの場合はUDF リビジョン1.02、ブルーレイの場合はUDF リビジョン2.5もしくは2.6で、かつフォルダ内の各ファイルが適切な場所に書き込まれないといけません。書き込み時の設定でUDFのリビジョンを指定できない場合がありますので、ライティングソフトのVIDEO_TSもしくはBDMVフォルダから自動で書き込めるモードで焼いていただくのがいちばん確実だと思います(ファイルも適切な場所に再配置してくれます)。
ブルーレイのUDFはライティングソフトや編集書き込みソフトによって2.5か2.6かまちまちのようですが、少なくともいずれかのリビジョンで書かれる必要があります。
Y・R
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