Windows10の自動アップデートを回避する方法がわかりづらい、ということでニュースなどでも取り上げられていましたが、たまたま昨日、会社で私が使用しているPCでアップデートを予告する表示が出ました(ちなみに現在のOSはWindows7)。いくつかの選択肢に、「無償アップデートを辞退する」というボタンがあり、調べると7月1日からこの選択肢が付加された様で、このボタンを押すとアップデータは行われないようです(個人的には「辞退」という言葉はなんとなく日本語のニュアンスとして微妙な気も・・・「アップデートしない」だったら違和感ないのですが)。
とはいえ、アップデートは今月29日以降有償になりますので、10に切り替えることをお考えのお客様もいらっしゃるでしょう。また、「会社のPCを入れ替えるので、新しいOSを導入する」というお客様もいらっしゃるかもしれません。
プレスをお考えのお客様に、アップデートやPCの買い替えでOSの環境が変わる際に気をつけていただきたいのは、CD/DVDを作成するためのライティングソフトの対応状況です。ソフト側のアップデートが必要だったり、新しいOSに対応していない場合があります。
プレス用のCD-ROMやDVD-ROMのマスタをお作りになる際、ライティングソフトで作成して、ファイナライズしていただくことが必須です。Windowsの機能でソフトを使わずにディスクを焼くと(例:ファイルを右クリックで「送る」→「DVDドライブ」)ファイナライズができないので、これは禁物です。
また、PC上の「VIDEO_TS」フォルダからDVD-VIDEOを作成する場合、ライティングソフトの映像DVDの作成機能をご使用ください。ROMを作成するようにデータとして焼いてしまうと、DVDプレイヤーなどでの再生時に不具合を起こす可能性があります。
ライティングソフトをご使用になれない場合は、当社にてマスタを作成し直して検証盤をお出しすることもできます。ただお急ぎのプレスの場合、間に合わなくなるリスクもありますので、なるべくご使用のOSで動作するライティングソフトをご用意いただくことをおすすめいたします。
Y.R
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