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LDプレイヤーが「未来技術遺産」に
2015年11月26日
ちょっと前のニュースソースになりますが、パイオニアの3機種のレーザーディスクプレイヤーが「未来技術遺産」に選ばれたそうです。
http://japan.cnet.com/digital/av/35069833/
「未来技術遺産」とは、国立科学博物館の産業技術史資料情報センターが選定し、国民の生活・文化などに影響を与えた重要な科学技術を対象としています(2008年第1回制定)。国産初のロケット「H-2ロケット」や、ビクターの家庭用VHSデッキなどが、過去に選ばれています。
今のDVDやブルーレイでは当たり前で特別な機能とは思わなくなっていますが、フレーム単位での視聴(コマ送り)も、レーザーディスク(CAV)で民生用AV機器では初めて実現されたのではないでしょうか?(この機能を使ってフレームに膨大な写真や絵画のコマを充てた、フォトアルバムのようなLDもありました。)インタラクティブメディアの走りとしても、博物館などの視聴覚展示施設で使われたことが多いようです。あらためて先進的な技術だったのだなあ、と思います。
Y.R
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