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意外と手ごわいVHSCの「ねじ」
2015年08月31日
民生用テープからDVDへのダビングの仕事で、テープ切れの修復や、カビ取りの清掃のために、筐体を開けて作業することがあります。VHSテープは部品も大きく、大概ねじも回しやすいので比較的作業しやすいのですが、VHSCは意外と手ごわいです。
VHSCのテープ全てではありませんが、ねじが大変緩めにくく、また、ねじが取れても今度は締めることができないことがあります。おそらく、製造の際にねじを筐体のプラスチックにねじ込みながら溝をつくっているからではないかと思われます。分解することを前提としていないのかもしれません。
そのため、分解不能の場合やむをえず筐体の一部を割ってテープを取り出し、当社の持っている筐体に移し変えて作業をする場合があります(お返しするときは元の筐体に戻します)。破損した筐体のテープは、デッキに挿入すると故障の原因になりますので、もしデッキをお持ちの場合、決して挿入しないでください。
Y.R
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