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デジタルジレンマ
2014年10月15日
皆様、「デジタルジレンマ」という言葉をご存知でしょうか?
これはアメリカの映画芸術科学アカデミーが唱えだした考えなのですが、
デジタル化された映像データなどをHDDやメディアなどにアーカイブした場合、
今までのアナログ方式でのアーカイブ(35mmフィルムなど)に比べて
コストが高くつくうえに保存性に関しての補償は一切確立されていないと
いうものです。
確かにHDDやメディアのデータが飛んでしまえば取り返せる可能性は
限りなくゼロに近いですからね。
それに将来的に見ても新しいメディアが出る度に、その都度コピーを
繰り返さなければならないのです。
そう考えると昔のアナログ方式の方がコスト面でみても安くなりそうです。
新しい技術が生まれるに伴い、新たなリスクが生まれることは避けられないみたいです。
M.R
補足)DVD-RやBD-Rが完全とは言えませんが、大切なデータは
いくつかの方法(メディア)でバックアップをとっておくことが得策といえそうです。
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