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レイヤーブレイクポイントの重要性②
2023年10月19日
さて、前回の続きです。
DVDを二層で制作する場合、どこに切り替え地点を打つのが適しているかに
ついてですが映像と音が一瞬停止するわけですから、なるべく動きの少ない場面に
打つのが適しているといえます。
場面が切り替わる、黒に落ちているなど停止しても問題のない箇所に
打つのが基本です。
それに加えて音声もフェードアウト処理などしてあるとGOODです。
今まで説明してきたのはあくまでも「再生時に気にならない折り返し地点はどこか?」という視点に絞っておりこれ以外に守らなければいけない重要なポイントがあります。それは「2層目が1層目の容量を超えてはならない」です。こちらに関してはDVDを制作において「仕様上」守らなければいけないということ。
要は映像データの変換時に1層目の容量を大きく、2層目の容量を1層目より小さく設定しなければならないのです。
「なんだ、簡単じゃん」と思われるかもしれませんがこれが案外難しいです笑
ただ単純に1層目を大きくするだけでしたら簡単ですが、再生時に停止が目立たない
尚且つ2層目より1層目の容量が大きい尚且つ1層と2層目の画質の差も少なるようなポイントを探らないといけないからです。
かなり面倒なので、予め映像データ編集時にレイヤーブレイクポイントを作っておくことをオススメします。
このようにDVD制作時には守らなければいけない事がたくさんありますので
ご不明点など御座いましたらお気軽にご相談下さい。
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M.R
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