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DVD-Rにコピーガード付加でNGの事例
2018年09月7日
コピープロテクトDVDビデオ作成のご依頼で、元マスタにコピーガード付加をしていたところ、処理の終わり間際にエラーが起こる現象がありました。お客さまはCOREL VIDEOstudio Ultimateでオーサリングをされたとのこと、今回ご依頼いただいた4種類のマスタDVD全てで同じ現象が起こりました。以前にもコピーガードDVDのご依頼を頂いたことのあるお客様でしたので、そのときと作業環境(ソフト・ハード両面)が変わったところがないかお聞きしたところ、全く同じ環境で作成されたとのこと。
ただし前回はメニュー有だったのですが、今回はメニューがありませんでした。当社で映像を無劣化抽出してマスタを再作成し、そこからコピーガードを施したところ問題なく完了し、無事納品することができました。
後日、お客様に簡単なメニュー画面を付加したものをテスト用に送っていただき、こちらからコピーガード処理したところ、成功しました。オーサリングソフトの仕様かどうかはわかりませんが、おそらくメニューがないDVDを作成する場合もメニューがあることを前提した構造になっているため、あるべきメニューが無いことでエラーを引き起こすのでは?と思います。ただ、メニュー無のマスタも再生や通常のコピーには不具合が見つからず、オーサリングソフトのバグと言えるか微妙ですが、ガード付加ソフトの処理過程で障害となるのかもしれません。
なお、当社でコピーガード処理する際の元マスタの必須条件には全体のデータが3.8GB以内に収まっていることに加え、メニューが入っているVOBファイルが80MB以内であることもクリアしていただかなくてはなりません。静止画メニューではまず大丈夫ですが、ムービーを使用される際はご注意ください。
Y・R
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