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「この世界の片隅に」監督のオールナイト
2017年02月3日
昨年12月の公開以来、ミニシアター系の作品としては異例のヒットを続けている「この世界の片隅に」。京都市内では郊外のシネコン1館からのスタートでしたが、現在は繁華街や京都駅周辺のミニシアターやシネコンの合わせて4館で公開されています。
そんな好評の只中、先週末に監督の片渕須直さんの過去作のオールナイト上映が京都みなみ会館で開かれ、監督本人もご登壇、お話をたっぷり聞くことができました。前売券も早々に売り切れ、当日も補助席が出るほどの賑わいでした。
上映されたのはテレビシリーズ「名探偵ホームズ(脚本:片渕さん、演出:宮崎駿さん)」、映画「アリーテ姫」「マイマイ新子と千年の魔法」。監督曰く、この映画二本と「この世界・・・」は「女の子の想像力3部作」とのこと。前作に当たる「マイマイ新子」は広島の隣の山口が舞台だったり、大胆な編集やアングル、空想と現実がシームレスにつながるなど、「この世界・・・」と共通点が多いです。
今月半ばからはみなみ会館でも「この世界・・・」の上映が始まります。昭和から続くこれぞ「映画館」という雰囲気のところですので、映画の空気ともマッチするのではないでしょうか?
Y・R
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