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ワープスタビライザー
2024年11月13日
今年の秋も合唱コンクールや吹奏楽の定期演奏会の撮影・編集・複製のお仕事をいただき、目下編集真っ最中です。音楽もののマルチカメラ編集は、音でここでカット入れたいというタイミングで実際の映像が別の被写体を追い始めていたりするとことがあり、どこで画を切り替えるか悩むことがあります。
AdobeのPremiereProのプラグイン「ワープスタビライザー」はこういうときに大変役立ちます。いわゆる手ぶれ補正のエフェクトなのですが、パンがスムーズにいっていない画にこのエフェクトをかけると、自然な滑らかな動きになります。スケールや位置などをソフトの中の賢いAIさんが分析くれているのでしょうか、普通のカメラの画がステディカムで撮ったように変身し、「使える画」の選択肢が広がります。
また、パンの動きを完全に止めることもできます。使える場合は限られますが、ワンショットこの楽器のアップが欲しい、というときに使っています。
この上なく重宝するプラグインですが、カメラマンさんの呼吸というか、人らしさが無くなってしまう場合もありますので、くれぐれもかけ過ぎ注意!です。
Y・R
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