ここ数年、初めての経験をすることが少なくなってきたように思います。年齢を重ねていく毎に人間は自然と守りの姿勢に入り、未経験のものを避けて殻に閉じこもりがちになる習性があるのでしょうか。もっとも、個人の性格による部分もあるかと思いますが、どうやら私はそのようなタイプのようです。そんな自分が良くないなと思うこともしばしば。なので今年は少しだけ冒険してみようと思い、勇気を出して2つのイベントに参加してみました。
1つ目は1月に行われたポエトリーリーディングパーティー(要は詩の朗読会)です。
有り難いことに主催者さんに声を掛けて頂き、数年前に作った自作の詩を朗読しました。今まで朗読会に行ったことすらなく不安だらけで緊張でガッチガチになりましたが、結果、非常に楽しかったです。共演者の方々の朗読も漏れなく素晴らしくて、非常に刺激を受けた1日でした。
2つ目は2月に行われたDJイベントです。こちらも有り難い事に主催者さんにお声を掛けてもらい、勇気を出して参加してきました。DJと言っても、スクラッチやなんかをして技術を競うようなあのDJではなく、自分が所有しているレコードを流す、要はBGM係です。イベント直前にDJ機材の使い方をレクチャーして頂き、数分練習した後での出番でしたので、こちらのイベントでも緊張でガッチガチになりましたが、スムーズに進行できた、と思います。
イベントですので自分の手持ちの時間が決まっております。決められた時間内に収まるよう流す曲や曲順を考えている時は頭を抱えながらも、それはそれでとっても楽しい時間でした。
この2つのイベントに通して「ちょっと恥ずかしいから」とか「忙しいから」なんてしょうもない理由でせっかくの機会を潰さず、どんどん外に出ていこうと思いました。
T.K
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